教師は全員東大生・東大卒!

文の会 代表
田中としかね

子どもの能力がググッと伸びる様子を、教室で毎日見守っています。
そして経験上「その瞬間」には必ず感動がともなうことを知っています。
むしろ、感情が動かなければ能力は開花しないのではないか。
「文の会(ふみのかい)」では、そう考えています。
だからこそ、感動を巻き起こす教材とは何か?
という問いかけを、日々飽きることなく繰り返し続けているのです。

大阪教育大学教育学部附属池田中学・高校卒
東京大学文学部卒
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
学生の頃から早稲田アカデミーの教壇に立つ。
早稲田アカデミー池袋本部校六年生最上位クラス担当、
啓明舎入試対策室長、御三家特訓担当、歴任。
指導した御三家合格者の数は優に300名を超える。
現在、早稲田アカデミー教務企画顧問、
月刊『サクセス15』に「東大入試突破への現国の習慣」を連載中!
『サクセス12』に「世の中のなぜ?を考える社会のミカタ」を連載中!

文の会の理念

「学力低下」が問題視されるようになってすでに久しくなりました。
<ゆとり教育>がそもそも間違っていたのだ」「今こそ<詰め込み教育>を見直そう」。
世間では官民入り乱れての「教育論議」があいも変わらず盛んに戦わされています…。
「何かが忘れられていないだろうか…」
この問いかけが契機となり、われわれ「文の会(ふみのかい)」は設立されました。
「自分たちがこれまで受けてきた教育は間違っていない!」
「勉強が楽しかった」という体験を持つわれわれと、今の子供たちの意識との間には深い溝があるのでしょうか。
いや、そんなはずはない。われわれは自分たちが感じた「楽しさ」が、一体何に基づいたものであるのかを考えました。
そして、われわれ東京大学に籍をおいた者に共通する「学力観」を見出したのです。
一言でいうならばそれは、
「成功体験を積み重ねて、勝ちパターンを認識すること」です。
「できた!」「うまくいった!」そうした体験があるからこそ、「よしっ、次!」へと進む意欲がわくのです。
のりこえたという意識が「自分はできる」という自信を体にしみこませるのです。
子供たちに「できる」喜びを伝えたい!「共に考え、共に発見し、共に感動を味わおう!」

東大脳の理念とは

学力をぐんぐんと伸ばすことのできる子供たちが、共通して身につけている<感覚>。
それは「自己肯定感」です。われわれはこれを「東大脳が作動している」と呼びます。
自分のことを大切に思えるようになること。
「自分をもっとよくしたい!」「学力をつけたい!」と心が要求するようになるのです。
「やった、できた!」という感動を味わうこと。
そして「よかったね、すごいね!」と共感してくれる先輩がいるということ。
この体験は一生の財産(心の支え)になるということをわれわれは知っています。
「文の会」での学習を通して「成功体験」を積み重ねることで、
もっともっと「自分のことが好き」になってほしいのです。